ズボラ人間によるグッズ収納紹介
こないだ大学の友達とグループ通話した際、「グッズをどう収納してるのか」と訊かれた。リア友メインのアカウントで基本グッズの予約や購入についての話が多いからだと思う。
が、口頭だけではうまく伝えられなかった。
なぜなら、ズボラのわたしでもズボラなりに分けて収納して、購入場所や形状がすべて異なっているからだ。
というわけで、今回は2023年現在使用している収納グッズをまとめていこうと思う。
はじめに、現在のグッズ収集状況は以下の通り。
メイン>
・『アイドルマスターSideM』Beit・鷹城恭二
たまーに買う>
・『ゴールデンカムイ』白石、房太郎
・サンリオ
恭二は、ソログッズに関しては全部買う。Beit集合や315プロ集合の絵柄は物によって購入。
重岡くんに関しては、昔は新しい生写真が出てたら全部買うみたいな感じで集めていたが、最近は「欲しいな」と思った時だけにしている。反対に、アクスタやぬいぐるみなどは2体買うようにしている。
ランダム商品はすぐに精神崩壊するので極力避けている。たまに買った際に出た推しではない子のグッズは手物に基本残さず、交換・譲渡や、それでも見つからなかったときは早々に中古店に買い取りをお願いしている。(全部全部収納しておくほどの場所がない)
わたしについて
・とにかくグッズは買ったらすぐに収納したい。
・だが、タイトル・前述のとおり、ズボラ・大雑把人間なので「とにかく汚れたり、折れたりしなければオッケー」っていう思考。
というわけで、一つ一つ、細かく収納したいって人には向かない記事となってるかと。
↓↓↓前置きが長くなってすいません、ここからスタートです↓↓↓
アクスタ・キーホルダーなどの小物類
我が家のクローゼット内に棚があり、そこを使わせてもらっている。
グッズが手元に来たら、とりあえず失くしたり、壊すなどのハプニングが起きる前に、セリアのA4クリアケースに入れる。
アクスタは基本未開封で保存。袋のないものはOPP袋に入れている。
「これは持ち歩いて使いたい」と感じた時は複数個買って、一つは保存用・一つは使用するというザ・オタク思考。
ガチャガチャの景品、全サ景品、食玩なども全部このケースに。
うちわ、フラッグ、紙袋
スリコで買った段ボール素材のうちわケースを長年使用していたが、発売終了、その上ちぎれてしまったため、最近こちらに変更。
白い方はキャンドゥ。透明なのはダイソー。A3サイズ、ふたつとも値段は300円だった気がする。
最初はキャンドゥでしかこのサイズのケースがないという話を聞いていたから、出先で見つけたお店で2つだけ購入したが、ニッチなサイズのためか、近場のキャンドゥでは取扱ナシ。絶望していると、ダイソーでもあるというのを見つけ、大阪で一番デカいダイソーにて購入。こちらもほとんど取り扱いがないようなので、見つけたら買いだと思う。
保存が難しいけど、それ用に買い足すほど持ってないメガジャケや色紙も入れている。変形タイプの卓上カレンダーも入るのが良い。(ただ、入れすぎるととんでもなく重くなる)
ペンラ、箱もの
A4ケースに入らないものはすべてクリアボックスに収納。
ペンラは液漏れ防止のため、電池はすべて抜いている。プラスドライバーも一緒に入れている。
ポーチ・トートバッグ
付録やツアーグッズなどで手に入れる確率が高いため、かなりの量を所持している。デコホームの不織布ケースにとにかく突っ込んでいるかんじ。我が家のクローゼット上にピッタリで助かる。布団やブランケットも圧縮袋に入れた上で同じものに収納。
ぬいぐるみ
ベッドとソファにぬいぐるみを飾っているが、わたしは小さい頃からぬいぐるみが一番好きなグッズのため、現在でも大小あわせて50体近くと一緒に暮らしている。
小さいキーホルダー系のぬいをメインに、百均の「手で圧縮できる圧縮袋」にムシューダを入れた上で、スリコの不織布ケースに入れている。この不織布ケースは300円(税抜)なのに厚紙が入っていて丈夫。
わたしは、入ってるものが一目で確認したいので「上部が透明」のものを使用している。
ポストカード・クリアファイル・ジャニーズ会報・雑誌の切り抜き
ファイル系はすべて本棚に立てて置いている。
ポストカードアルバムは、最近新調した。
昔ははがき1枚分サイズの小さいものを使っていたが、結構枚数が多く、どんどん量が増えて行きそうだったため、雑誌切り抜きファイルたちと並べれるサイズのものに変更。
1ページに4枚、両面使用できる。ちなみにわたしは、大好きなアニメ『デ・ジ・キャラット』から生まれた声優ユニットP・K・Oのライブツアーグッズを一枚ページ目に入れている。かなりの年季ものグッズである……。
クリアファイルアルバムはアニメイトで売ってるものを使用。
最近では100均でもオタ活グッズとしてクリアファイルアルバム販売されているが、表紙が柔らかすぎて、重さに負けてしまったため、結局アニメイトで売ってるものに戻した。枚数が少ないなら100均で問題ないとは思う。
ジャニーズ会報はおなじみキングジムの領収書ファイル。
おなじみすぎてもう説明不要。ほんとに綺麗に入る。
雑誌は必要ページのみ切り抜いて保存する。
実家時代にまるまる一冊で残していたら「本棚が足りん!」となったため、それから推しのページだけ切り取るのが習慣となっている。昔のようにドル誌全部購入などはしてないので、最近はたまにという感じ。
青いA4ファイルはセリアで購入している。
100円ながら表紙がかなり丈夫。雑誌切り抜きはもちろん、フライヤーなどの紙類をとりあえずリフィルに入れて挟んでいる。時間があったら、ファイル買い足して、ジャンル別に分けたいところではある。(そこまでまだ手を付けれてない……)
Myojoや、ファッション誌全般の変型サイズの分はすべてキングジム。
店頭では見つけられず、いつもアマゾンでリフィルと一緒に購入。オタクなら絶対買って切り抜くサイズのはずだが、100均では売ってないはず。
カードやコースターなどその他紙類
基本、無印良品の透明/L版サイズアルバム・ポストカードアルバムを愛用。
↓2Lサイズにも対応できるバージョンもあり、縦に入れればチケットファイルなども入れれる。
↓これは、最近セリアで発売された自分で好きなリフィル選んでファイリングできるという商品。
これには恭二の特に気に入ってる紙系グッズを入れてる。
表紙がかなり柔らかく、たくさんリフィル挟んで~は難しいかなと。
自立もしない。だけど、自分好みのアルバムが作れるから、そこは嬉しい。
ポスター、大判紙類
縦型壁掛けカレンダーの収納、新聞(半分に折った状態)などはこのファイル↓
ポスターファイルはこれ↓
昔は丸めたまま保管してたのだが、量が多くなってきたので、ある程度整理したうえでファイルに入れた。
ちなみに、どこで買ったのかが覚えてない。ただ外箱付の物が欲しくて、検索して通販で購入したのは確か。そのためこれには紙製の外箱が付属している。中に入れたポスターが歪まないのでそこが良い。
余談だが、先日注文して届いた「セレポ」の恭二のポスター(ポスターファイルの方に写ってる)は、上記2つのファイルでは全然サイズが合わず。めちゃくちゃキレイで気に入ってるが、特殊サイズすぎる……。近々入るサイズのファイルを探しに行かねば……。
以上、わたしの収納紹介でした。
まとめますと、「とりあえず買ったらすぐ片付ける」をズボラ人間がやった結果がこれ。とりあえず決めた場所に片付けるだけで、どうにかなるもんです。あとは、ある程度の量になったら新しくファイルやボックスを買いなおす、半年~1年に一回はグッズ全部広げて整理する。
こないだグッズ整理してた時の様子↓
そのあたりを心がけるだけでかなりきれいになると個人的には思う。
かなり大雑把さが文章にも表れていたが、こんなブログでも参考になれば幸い。
ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
「書く」ということ
はじめて「書く」ことが好きだと自覚したのは小学校三年生の時だった。
三年生の時の担任H先生は、この学校でも「かなり」の変わり者の先生で有名だった。
当時まだ一家に一台あるのも珍しかったパソコン。どの先生よりも、音楽制作ソフトやイラストソフトを使いこなし、自作の歌やイラストを日々制作。
「給食室には絶対一番乗りで向かう」という謎の強い意志を持っていて、毎日四時間目の授業を五分ほど切り上げ、給食当番の生徒は大急ぎで着替えさせられた。昼休みは「全生徒が外に出て遊ぶように」と全員が外に出たのを見計らって教室に鍵をかける。仕事が山積みであろう先生も嫌な顔一つせず、一緒になって校庭で汗だくになりながら全力で遊ぶ。
終わりの会では、「誰誰にこういう悪戯されて嫌でした」という告発に、早く帰りたいがために相手が「はいはいすいませんでした」と適当に謝って終わりという流れを先生は許さなかった。「なぜそんなことをしたのか」「相手にどういう理由で申し訳なく思っているのか」というのをしっかりと判断させない限り、一時間くらいは平然と終わりの会は延長され、他のクラスの子たちも窓から顔を出し、この長い長い終わりの会を眺めていた。
「先生は結婚してるんですか」という質問に、「僕は結婚していない。だけどパートナーはいる。彼女はインドネシアで仕事している。離れているけど思いは通じているから、寂しくはないし、結婚だけが選択肢ではないよ」と、幼いわたしたちに説明してくれて、そういう形があるのかと初めて知った。
初めて知ったと言えば、海に放り投げられた時の対処法や、ケガしないこけた時の受け身の取り方もこの先生の授業の余談で学んだなぁ。
H先生が担任に当たったのは、この一年間だけだったが、授業内容を飛び出した「知らないこと」をたくさん吸収させてくれた。独特ゆえに、苦手だと感じる生徒も多かったが、わたしはこの先生が後にも先にも一番好きで、尊敬できる先生と思っている。
このH先生の一番の特徴は自習ノートの制作と提出だった。
宿題に加えて、各々で好きなノートを用意し「自習ノート」を作り、毎日(もしかしたら二日に一度?)提出することを義務付けていた。自習ノートなので、内容は「勉強をしているなら国語でも算数でも、体育のことでも何でもいい」。
同じ学年でも、他のクラスではやってないことだったので、「宿題が一つ多い」とおおっぴらに嫌悪を示す生徒たち。わたしも最初は「嫌だなぁ」と思っていた。
わたしは基本的に授業で新しく習った漢字の復習として、一つの漢字に対して五~十回ずつ書くみたいなことをして提出していた。
きっかけがまったく思い出せないが、いつからか、わたしは漢字の練習をしたその下の部分に四コマ漫画を描いて提出しはじめる。
ワニタとワニオという二匹のオスワニが主人公。ワニタは頬が紅く、天真爛漫、ワニオは釣り目で悪戯好き。
自習ノートとはいえ、マンガを描くのは怒られるだろうと思うのだが、これがなぜか怒られなかった。むしろ、「よく描けてますね」と褒められた。
そのあと、調子に乗ったわたしは、このマンガを一年間描き続けた。メスワニキャラ(名前忘れた。たぶんワニコとかワニミとか……)や、パンダのル・パンダとカエルのケロリラ(この二匹はまだ描けるくらい愛着がある)など仲間が増えていった。何度か、マンガを真剣に描きすぎて、自習パートを怠り、「勉強はちゃんとやらなきゃだめです」と再提出を食らったこともあるが、それでも先生は「次回も楽しみにしてますよ」と一言赤ペンで添えてくれるのだった。
そんなある日、ワニタとワニオで小説を書いた。これもなぜそうなったのか思い出せない。たぶん絵では描き切れないと判断したのか……?
内容は今で言うところの音楽フェスで「どちらが観客を沸かせられるか」をワニタとワニオが競うみたいな内容。確か、ページいっぱいに小説を書き、下部に気持ち程度の挿絵を添える。それがわたしの人生で最初に描き切った小説だった。
表現の拙さはおろか、小さい頃から字が恐ろしく汚いので、たぶんとても読みにくかったと思う。それでも先生は読みきって、しっかりと感想を書いてくれた。そして、
「将来、小説家もいいですね」
そう締めくくられていた。
クソ真面目、人見知りで気弱な性格のわたしを「褒めて伸ばそう」と思って書いたお世辞だったかもしれない。
けど、嬉しかった。創作活動をずっと肯定し、応援してくれたことが。
卒業して二十年以上たった今でも、この一年のことが忘れられないでいる。後にも先にも、こんなに褒めてくれた人はいない。
先生とは年賀状のやりとりを大学入学したあたりまで続けていた。「大阪の芸大に入学します」と一言書いたら、「今も続けてるんですね」と喜んでくれていた。
H先生はわたしが中学生の頃に教師を辞めて、インドネシアに移住したと聞いていたが、こないだ母が「H先生ね、日本帰ってきてるみたい。こないだ道で見かけた」とサラッと教えられた。会いたいが、きっと覚えてないだろう。それか、わたしが小説家なり、マンガ家などちゃんと実力をつけて、職にしていたのなら、胸を張って会えたかもなぁと思う。
そういうすごい人間になれなかったけど、わたしは書き続けている。たまに描くほうもする。何度も自己嫌悪で筆を折っては、テープでぐるぐる巻きにしてまた書き/描き始める。書ききるのも遅い方で、よく煮詰まり、何度も諦めそうになる。けれど、小学三年のわたしが心に住まう限り、わたしは一生こうやって生きていくんだろう。
きみはもう『ローゼンガーテン・サーガ』を読んだか
『ローゼンガーテン・サーガ』という漫画をご存じだろうか?
「わいるどヒーローズ」というwebサイトにて毎週金曜日更新で連載されている作品だ。(他サイトでも配信されている模様)
わたしはYouTubeチャンネル「バキ童チャンネル」様でその存在を知った。
ヒドい漫画ありましたよ【ローゼンガーテン・サーガ】 - YouTube
↑悲しいことに年齢制限がかかっているが、とてもわかりやすく、おもしろく紹介されている。
先日(12/2まで)ちょうど全話無料公開があり、それで全話ようやく読み、すぐさまコミック5巻分を買ったわたしである。
1話目はいつでも公式で読めるのだが……(周りに人がいない状況でタップするようにしてほしい)↓
ローゼンガーテン・サーガ - 原作:富士防人/作画:外岡馬骨 / Episode1「勃発 〜Umwandlung〜」 | コミプレ|ヒーローズ編集部が運営する無料マンガサイト
おい!!!1コマ目!!!!!!!!!
怖くてタップできない人もいると思うので説明すると、1コマ目からカラーページ、女性の全裸、というかもう「致している」描写となる。(ちなみに紙では白黒のため、かなり黒くなっていて、モザイク代わりになってるともいえる)
びっくりだよね!でも成年漫画ではなく、青年漫画なのだ。
英雄・ジークフリートの魂が宿った剣を手にした主人公・リンが初めて戦うシーンのカッコよさ、目を疑う量の下ネタ、「こんなん掲載していいのか!?」と衝撃を受ける1話目だと思う。
あまりの衝撃に1話目で読むのを止めてしまう人はかなりいると思う。そのあとは最新2話以外コインがいるし……。
「読んでいることを知られたくない作品」「面白いのに人に勧めることが出来ない作品」「様々な性癖に耐えられる人向け」「汚い『終末のワルキュー〇』など言われている。ちなみにわたしも家族にすすめたが「ちょっとやめとく」と言われている。悔しい。こんなにおもしろいのに……なぜ……。
一話目読んだ人、どうか!
どうか、このあとも読み続けてほしい。
ここから何が起きるかざっくり説明すると、
荒らされ焼かれた村に騎士団が現れ、人々を助ける。その姿に感銘を受け、「あなたについていって強くなりたい」と懇願するリンに渡されたのは「薔薇園武闘会(ローゼンガーテン・シュラハト)」の招待状。その優勝賞品は「ジークフリートが集めた財宝」。「勝手に俺が集めた魔道具を景品にしやがって!」とキレたジークフリートの魂は武闘会に参加するように命令する。
ここからリンは仲間を集め、武闘会に参加し、個性あふれる敵が次々登場し、闘いが繰り広げられる。
ただし出てくるのは変態が9割。敵も味方も、男も女ももれなく変態である。ありとあらゆる性癖もちが惜しみなく出てくる。性癖大バーゲン。
乳首も出る。しかし、正直そこにエロさはない。その理由は「乳首出てるやつは性転換させられた男だから」。だからどんだけでようが問題ないんだと思う(?)。
それよりも登場頻度が多いのは、イチモツである。
二刀流で最強の王・ベオウルフの第三の剣は巨大なイチモツ。ズボンどころか下着もつけないフルチン状態で出てくる。それでもみなから崇め奉られている世界観なのだ。3巻~4巻冒頭では、迫力あるイチモツが楽しめると思う。「お前、何言ってんだ?」と思う人は読んでほしい。読んだらわかるので。
4巻は頭から最後まで、登場人物たちがほぼ全員全裸と化すので、黒い丸のモザイク、光のモザイク、荒いモザイク……とにもかくにもモザイク祭りである。
モザイク祭り開催でも、知能戦が繰り広げられるので、とても読みごたえがあった。わたしはこの4巻のメインである<「金」コース>のポーカー戦がとても好きで(誰一人参加者服着てないけど)、「ここまではせめてみんな読んでくれよ~」と切実に思っている。なぜならこの巻で大活躍するアラジンと、相棒の超高性能AI・Mjinn(マジン)ちゃんコンビが好きすぎるから……。4巻巻末近くに収録されてるオマケページのMjinnの夢が可愛すぎて泣いた。Mjinnちゃんは下ネタで荒らされた世界で輝く一番星だよ……。5巻では表紙飾っててめちゃくちゃ良いです。
ちなみに書店で並んでる確率はかなり低いと申し上げておく。
そもそもコミックレーベルとして最近できたばかりということもあるのか、1巻目から配本(入荷数)がとても少なかった。わたしが勤務している小さい店舗でも5冊も入っていない。巻数を重ねるごとにその配本数は減り、入荷する店舗も減っている。正直、コミック専門店でも棚差しにあったらラッキーレベルではないだろうか。
2023年1月26日に最新6巻が発売予定(重要)だが、入荷数が心配である。(わたしは紙で集めてるので、すでに予約した)
みんな電子で読んでいるのならそれでかまわないが、書店で働く者としては売れが見えないのがとても不安。
ああ、わたしがコミック担当ならば、話題書として山積みに置いて、POPもちゃんと書くのに……。恥を捨てて、家族・友人・職場の同僚に紹介し続け、こうしてブログで「おもしろいよ!」と勧める他、応援する手はずがない。
全国の書店員のみなさま→新刊にあわせて既刊入荷検討してください……。下ネタ多めだけど、みんなで発注して店頭並べたら怖くない!読んでない奴が表紙見て「これ下ネタ多いマンガなんでしょ」なんてわかるようなイラストじゃないしさ!仕掛けようぜ……!?まあ、試し読み置けないけど!
下ネタのオンパレードだが、目が離せないバトル、そして、本作最大の謎「リンの出生」……王道バトルファンタジー(出版社はそう言ってる)にひきこまれる人間は多いと思う。
出版社ァ、絶対打ち切るんじゃねぇぞー!最後まで……絶対に最後まで描き切ってほしいと願っている。
グッズはまわりまわるよ
お題「オタクグッズの処分方法を教えてください。金額を考えてふと我に返ってるところです。」
長年あらゆるジャンルに頭を突っ込み生きてきた人間なので、グッズは何度も整理した。
大阪に住んでいるので、学生時代は「売る」となるとやはり難波・日本橋に行くことが多かった。
日本橋に行けば、「K-BOOKS」もあるし、「らしんばん」もあるし、「まんだらけ」もある(一時期撤退し、隣駅の心斎橋にしかない時期もあったが最近帰ってきてくれた)。
難波駅前に「ブックオフ」があった時期があり、マンガ以外の一般書籍も売ることも出来るということで交通費を払っても売りに行ったいた。
今はネットもさらに普及し、家のパソコンやスマホで売りたい商品の事前登録出来る「駿河屋」を一番よく使っている。
未だにお世話になってる身の上の、個人的感想としては、
「K-BOOKS」…15年ほど前に「グッズ売るぞ」となると一番最初に査定申し込みしに行ってたのは「K-BOOKS」だった。
当時はアニメ・ゲーム関連の商品ならとりあえず査定してくれていたが、最近は買い取り可能作品がかなり限られてるので気をつけなければいけない。それだけ絞られても番号札制がないとキリがないくらい売りに来てる人は多い。こないだ平日の開店とほぼ同時に持って行ったにもかかわらず、前にいた人がとんでもない量のグッズを査定申し込みし、3番か4番くらいだったわたし(売るグッズは10個くらい)でさえ結局二時間くらい待たされた。わたしの後ろにも何十人と待機の人たちがいて、まだまだそれなりに元気だなーって思ってしまった。
「らしんばん」…昔友達が「まんだらけとKブで売れないやつはな、らしんばんで売るしかない。【最終処分地】やで」と教えてくれた。
今思い返してもひどい呼び名だ。なぜ友達がそんな呼び方しているかと言うと、「とりあえず、この辺のこまごましたグッズや同人誌はまとめて10円で良いですか?」と言われるからだ。重い在庫を家に持って帰るより、10円で処分する方がマシということだ。そのひどい名称をつけた友達は、奈良に住んでいた子なので、「荷物減らして帰りたい」という思いが強かったんだろうなと思う。今も値段付けるのに困る商品はまとめて10円とかで買い取ってくれるのだろうか。
「まんだらけ」…知らない人はいないであろう、中古買取販売の「まんだらけ」。
最新のアニメグッズよりは、昔のアニメグッズとかを高く買い取り、主に扱ってるので、自分は昔欲しかった『セーラームーン』や『セイントテール』『レイアース』などのグッズを探しに行くことの方が多い。
あとは、ジャニーズグッズの売買の際はよく利用した。結構なんでも買い取ってくれるが、コンサートなどで販売されてるフォトセットは完品じゃないと受け付けてくれなかったなぁ。だが、店頭で売られている写真はいろんな時代のがごちゃまぜになってるセットものが多いというね……。(ガシャ状態)
「駿河屋」…「らしんばん」のことを教えてくれた友人が結婚を機にグッズをすべて処分したのだが、その時に教えてくれたのが駿河屋だった。
「ダンボールに、とにかくグッズでも本でもCDでも詰めれば、査定してくれる。結構高値で引き取ってくれる」とその友達が言ってたのでわたしも早速利用したことを覚えている。当時は本当に乱雑にダンボールにぶちこめば査定してくれて、指定口座に振り込みしてくれた。
数年前あたりからはジャンルがわかるように袋で分けたり、こまごました商品も一つずつ商品名を記入したメモを添付して~など細かく入れないとちゃんと査定してもらえなくなった。まあ、向こうの査定する人も知らない作品だってたくさんあるから仕方ないよな。その他大雑把でもなんとかなかってたシステムは変わっていったが、前述のように「家のパソコンやスマホで売りたい商品の事前登録」した上で店舗持ち込みできるシステムがあるため、少ない場合は近くの駿河屋にその方法で持ち込みしている。
だが、事前に登録したから査定の待ち時間が本当に省略されてるかって言われたら、やはり自分より前の人が多く持ち込みしていたら、何時間か待たされることも多々ある。
売りに行く時は時間に余裕がないと結局難しいんだなとひしひし思う。
だけど、たとえフォトセ完品じゃなくても、一枚ずつ登録すれば(アイドル名/どういうポーズをしているか/どんな衣装かなど事細かに検索する。すごくめんどくさいが、合致した時ちょっと嬉しくなる)値段のつくものに関しては買い取ってくれるのが大きい。
そんな感じで処分をしている。
よく母親から「売るぐらいなら買うな」と怒られていたが、その当時はそれが欲しくてたまらなかったんだよなぁと思う。どうしてもそれを見たかった、それに触れたかった。そう強く思ったくせに手放すのか、ワガママだなと思うけど、買わずに死ぬまで後悔するより、買って一度でもしっかり満足した方が自分の心は安定するように出来てるから仕方ないなと最近感じた。なのでわたしは万年金欠、自転車操業人生である。
自分が不要になってもどこかであの日の自分のように「欲しい!」と探してる人もいる。
実際、私もいまだに心残りで探しているアニメグッズが何個かあり、1か月に1回「パトロール」と称して、駿河屋やまんだらけのサイトを回遊する。
そのおかげで、幼稚園の頃に持ってたが、引っ越ししたあたりで失くしてしまった『赤ずきんチャチャ』のマリンちゃんのコンパクト(カバヤ)を「まんだらけ」でようやく1点手に入れることができた。土台が赤と緑の2種類あるらしいが、とりあえず片方ゲットできただけで悔いが少し減った。(といいつつ、まだ片方探している)
集めてきたグッズや本を「手放す」「売る」「処分する」というのは結構後ろめたいというか、どこか罪悪感あるかもしれないが、それで救われるオタクもいるので、「次の持ち主にも大事にしてもらえよ」と思ってほしい。
年末は大掃除をした人が不要になった品々を中古店に持ち込みが増え、年始に行くと探してたグッズに出会える時期なので、またネットの海を漂うわたしがいるだろう。
『すずめの戸締り』箇条書き感想<ネタバレ少々あり>
『すずめの戸締り』初日(11/11)の昼に観に行ってきた。
前情報は「松村北斗くんが出る」くらいしか知らないまま。
以下感想。<ネタバレ少々あり>
・自転車で坂下り、綺麗な風景が映るシーンっていろんな作品で見てきてるけど、やっぱなんかいいよね
・初登場時から草太かっこえ~~~~~~~
・ローファーで水入るの気持ち悪いよ……(見てるだけでもその感触がいや)
・変なモンに触っちゃダメだよ……
・あ~~触っちゃなら~~~ん!
・子供用イスに腰掛ける草太くんかわよ。ナイル川のように足が長いから座りにくいやろうに
・すずめちゃんのことを責めない草太くんがあまりにも良い……。まあ、責めたところでどうにもならんけども。
・しわくちゃネコチャン
・ネコ貴様ァ!(急な手のひら返し)
・草太くんイスになっちゃった……
・追いかけて船乗り込んで冒険が始まるだと!?
・めちゃくちゃハイテンポに物語進む
・草太くん「すずめさん」呼びがあまりにも良。そして極力巻き込まないようにするところな……。
・その場所にいた人たちの思い出を思いながら扉を閉じるって、なかなかに精神に響く仕事だと思う
・それを草太くんはやってるのかと思うと心が苦しくなるね
・同い年の千果ちゃんと短い間でもこんなに仲良くなってるのなんかいいね
・環さんの鬼のような頻度の長文メッセージは受け手に精神に来るけど、状況が状況だけに送ってしまう気持ちはわかる
・神戸に来るとは。でも、まあ、地震が根底にあるとそうなるか。
・このお母さん(ルミさん)の役、誰だ声やってるの……女芸人さんとか?にしても思いつく声がいないなー(まじでわからんかった)
・頭をよぎるハイヒールモモコ氏
・マクドナルド!
・そういやなんで『すずめ~』スピンオフ絵本もらえるハッピーセットのCMに神木くんでてるんやろ?(マジでわかってない)
・マクドたべてぇ~~(昔は映画館持ち込みオッケーなところではいつもマクド食べてた)
・なんで新海誠氏は未成年に夜の仕事をみせたり、やらせたりだの、そういうの多いんだろね(フィクションだから許されるやつだからなぁ)
・お母さんがお母さんすぎる泣いちゃう
・関西のオカン、結構こういう時、一発張り手食らわされがちやけど(バイオレンス関西)、抱きしめるところのやさしさ
・焼うどんアレンジとか考えたことなかったから夜食のシーン感心してた
・すずめちゃんが「焼うどんにポテサラ入れる」っていうの聞いて、草太くんもドン引きしてて草
・「草太さんも一緒に」っていうから、だっこして食卓見せたるんか思ったら、座られたのワロタ
・「なんで座ったん?」って訊かれて「神戸の思い出に」って答えるすずめちゃんおもろ
・これまでの電車賃やらご飯代を貯金ですべて賄うすずめちゃんえらいぞ(貯金が全くない女はそう思った)
・コンビニでも大人気の草太くんあまりにも解釈が一致
・芹澤、柄シャツに丸メガネ、ピアスバチバチであまりにも理想の治安悪男やん……(褒めている)
・えっえっ、芹澤くんも先生目指してるの?
・ギ ャ ッ プ よ
・っていうか、芹澤くんの声、誰?(この時点でも全くわかっていない。ただ声優さんじゃないことはわかっている)
・「おまえだよ」←ダイジンの言い方の冷たさがめちゃくちゃ背筋冷えたね
・百万人以上の命と草太くんをてんびんにかけてやるなよ……(半泣き)
・それを選択させられるすずめちゃんつら
・あぁ……草太くんが……
・ク~ソ~ネ~コ~~~~~!!!
・返せ!草太くんを!(そうだ!そうだ!)
・女の子が痛々しくなるのは悲しくなる……
・草太くんのおじいちゃん感情の起伏激しすぎ怖っ!
・黒いネコチャン!ネコチャン!(語彙力の死)
・スポーツカー(オープンカー)で来るとかまじ芹澤くん治安悪男すぎるやん最強じゃん
・草太くんを心配してる芹澤くん最強だ
・草太くんと芹澤くんの大学生活を描いたスピンオフないんですか、どうしてですか?一緒に学食行ってご飯食べたり、どっちかが寝坊で遅刻した時「代返しといて(なんとかごまかしといて)」みたいなやりとりしたり、学内でもあの二人並んで歩いてるとほんとカッコよすぎてヤバいって言われてるんだろうなと思うと胸が熱くなるんだけど。
・あまりにも芹澤くんが治安悪男だから、三角関係感が強く出ちゃうねぇ
・懐メロ流しちゃう芹澤くんかわよ
・タバコ吸いはじめてから「タバコ嫌いっすか」的な確認するところ、治安悪男感を上げまくってるわ
・環さんもすずめちゃんもぶつかってしまう……。人間疲労するとああなるよね。言いたくもなるわ
・七時間ほど車運転させられるわ、家族のケンカ巻き込まれるわ、ソフトクリーム落とすわ、あまりにも不憫すぎてかわいい芹澤くん
・というか、黒いネコチャンでかくね?病院の窓にいた時よりなんかでかくなってる?
・黒いネコチャン、ダイジンと結局仲良くなって(?)毛繕いしてるの何があったんだよ
・ああ、車が……不憫度バキバキに上がったね最高潮だよ芹澤くん
・あんなボロボロの自転車二人乗り+ネコチャン(神様)二匹乗せても大丈夫なんだすごいな。100人乗っても大丈夫のイナバ物置くらいすごい耐久性あるな
・すずめちゃんのつらい記憶引き出さなあかんの観てる側もつらいな
・草太くー-----ん!うぉおおおおお(復活おめでとう)
・ここで冒頭のところがでてくるわけね、完全に理解した
・「いってきます」←良
・「(すずめのもとに)また必ず会いに行く」←数年後とかかな?
・メインキャラの声優名が流れてくる
・まさか、芹澤くんの声の主は、神木くんか!!!!!!!!!(ここでようやくわかった)
・神戸のお母さん、伊藤沙莉さんか!わかんなかった
・二人で来た道辿りながら、お世話になった人たちと再会してて良。
・「(草太くんを見つけて)おかえり」←結構早かった!
感想としては、「良かった」。観て後悔はない。『君の名は。』『天気の子』より好き。わたしが一番好きなのは「ほしのこえ」だけど、同率一位になったかな。
だけど、大きい声で「面白かった」とは言いづらい。やはり地震が関わって来るし、実際の地震を取り扱ってる部分は創作とはいえ、みんなが楽しく見れるものではないかなと。公式から事前告知があったとはいえ、思った以上にメインの出来事だったから、いろんな人がツイートされてる通り、映画館ではなく、円盤発売や配信やテレビ放送を待つのも手だと思った。
なので、「何回も観れるか?」と訊かれれば、わたしの場合は「体調のいいときじゃないと無理かも」という感じだった。
だけど、キャラクターデザインが今までの作品より、格段にめちゃくちゃ好きで、なんでこう好きなのかよくわからんけど、すごく気に入ってしまった。
そして、声優陣が強い。わたしが前情報をほとんど知らずに行ったのが大きかったのか、観ている間、演者の顔がよぎることなく、その上違和感なく、物語に入っていけた。それゆえに、エンドロールみて「あの人だったの!?」状態になっていた。
にしても、みんなが期待した、草太くんと芹澤くんの掛け合いが全くなかったというのは残念だった。再会した時、どういうやりとりするんだ!?と期待したもんだから、全然なくて悲しかった。だからこそ、このあと「薄い本(11/15追記:not BL、日常描いたやつのことね!)」を制作する猛者たちが続々と現れるんだろうなと思うとワクワクすっぞ!期待。
人間、みな一度は接客業しろ
タイトルの通りだ。
人間は一度は接客業したらいい。いや、しろ。
店に出て、接客するってほんまにいろんな人間がいるんだなぁと思わされる。
イヤホンつけて適当に返事して後から文句を言ってくるやつ、
袋の入れ方やらお金の渡し方を細かく指示するやつ、
後ろに長蛇の列出来てるのに世間話しようとするやつ、
お金や商品を投げつけてくるやつ、
「商品に触らずにレジをしろ」と頑なに商品を渡してこないやつ、
商品を守るためにビニールに入れてるのに、破って触りに触って放置して帰る客(商品傷ついて売り物にならなくなることもある)
書き出すとキリがない。
ブチギレてるのは、今日まさに超弩級のやばいめんどくさい客が来たからだ。
ちょっとしたことに文句を言い、「他の店ではやってくれたのに!」「この店はほんと残念よ!」と自分の思い通りにならないと大声で喚き、発売前の商品を「実物見た!」と言い出し、「なぜないのか」と無理難題を出してきて、それじゃなくても欠員出て最低人数で店回してる店員全員が世話するために手を取られるという地獄。
「そんなにA社のサービスがええならそこで買え」「なにがこの店は残念じゃ、お前の頭の方がよっぽど残念や」
「発売前のモンが店頭並んだらわけないやろ。幻覚やぞ、眼科行け」
と思っても口に出せないのが下っ端の我々だ。(バックヤードでボロクソ文句は言ってる)
閉店時間ぴったりに退店したので、そこから閉店作業、日付変わるギリギリで帰宅。
そんなに文句言うくせ、そういうやつに限って何回もくる。なぜ来るんやろ。店の外に塩撒いた方が良いよなぁ。
こちらが舐められてるとしか言いようはないけど、ほんまイカれてんなと思う。
お前らは、この世界でこの店しかないとでも思ってんのか?お前の手に持ってるその長方形のはなんや?スマホやろ、調べたら他の店出るやろがい……。というか、他の店で出禁食らってるんやろなとは思う。
正直、わたしは接客業を一度もやらずに世間に出たやつを人間だと思っていない。
あの善と悪が垣間見える空間を体感してない人間なんて、あまちゃんだ。
接客業経験してて、自分の働いてる店以外で暴れるやつはクソです。他の店なら迷惑かけて良いって思ってるやつはほんまにクソの中のクソ。自分がされたからってしていいわけないやろ。
営業と接客の違いって、
営業は「これからもどうぞよしなに」みたいな感じで関係を築いていくもんだけど(やったことないから知らんけど)、
接客は「もしかしたら一度しか会わない人間と人間」が結構割合を占める。「もしかしたら一度しか会わない人間」に丁寧にできないやつが多い。
コロナで自粛が広がってた時、我が店は普通に営業してたんすけど、ほんとやばかったよ。まさにこの世の終わり。人々が溢れかえり、我先にと商品を手に取り、レジに並べばアトラクション待機列みたいになってさ。客同士もそうやし、もうなんか人への思いやりってなかったよ。人って醜いなぁと思った。
丁寧にできないのと、あとは「自分のこだわりを捨てれない人」には困る。
そういう人は、自分の中のルールがあり、店に行って自分のルールに反することが起きたら大声を上げる。
店員が謝り、従うまで帰らない。
これの厄介さ、接客業の人なら一度は体験してるんじゃなかろうか。ほんまやばない?そういう人。
「自分の中のルール=世界のルール」だと思ってるから、どう説明しようが受け入れてくれない。
そういう人に限って「生きづらい世の中だ」と嘆いているんやろうかと思うとほんと笑える。
お前が、お前自身で生きづらくしとるんじゃ、全員が全員お前に従うと思うな。
と言いたいが、接客業はそういうやつの言いなりになるしかないんだよな〜、だって他のお客さんの迷惑になるからサッサと帰ってもらうためにはそうするしかないんだよな〜、しかもウチの店マジで人数少なくてこうするしかないのが本当に辛いし、腹が煮えくりかえる〜。
そういう人ってどういう人生歩んできたんやろ。
だって、自分の中のルールを人に押し付けて生きてきてるんやもんな。
すごいな〜。わたしもそういう人になりたかったわ。堂々と人に迷惑かけて生きたかったっすわぁ。わたしはあまりにも、あまりにも真面目なのでそういうこと出来ないっす、すいません。
というわけで、一度は接客をして、今まで出会ったことない、プライベートでは絶対に関わりたくない、斜め上をいく思考の人間と会ってみてほしい。
どんな自己啓発本より勉強になると思う。
「ああいう人間にはならないようにしよう」って。
USJ行った
USJに行ってきた。
本来行く予定だった日に葬儀が被るというなかなか珍しいことが起きた。
返金不可と書かれているため、最初は葬儀に出る前に、駅などで待ち合わせて、知人の誰かにチケットを託そうかなどと相談していたのだが、妹から「期限はあるみたいだが、入場日変更が出来る的なことサイトに書いてある」と教えてもらった。
恐る恐るカウンターに行くとあっさり変更してくれた。危うく捨てるとこだったから、本当に助かった。
妹へ感謝の正拳突きをしながら入場したのだが、平日のはずなのに人の多いこと。
そう、今はハロウィンの季節だったのだ。18時以降にはゾンビ出現イベントもある。完全に忘れていた。
人ごみを嫌うわたしにとって、なかなかの苦行であったが、せっかくUSJに行けるチャンスが訪れたのだから、それを捨てるわけには行かない。
第一目標はもちろんニンテンドーワールド。オープンして一年が経ったがまだ入ったことがなかったのだ。
「朝一で行けば整理券不要で入れましたよ」とバイト先の子から教えてもらい、早足で向かうもタッチの差で整理券対応に切り替わってしまった。
だが、わたしは用意していた。
USJの公式アプリだ。チケットを登録すれば、整理券がその場で発行されると聞いていた。指示通り行うと、あっさり1時間半後の入場整理券がもらえた。
そして昼頃にニンテンドーワールドに突入。
整理券があってこれかよというくらい人、人、人……。
老若男女があらゆるところで写真を撮りまくり、よくこんな鮨詰め状況でも写真撮ろうと思うよなぁ……と写真に執着がなく、そもそも自分の顔が映った画像が自分のスマホのカメラロールに入っていることが許せない(なんか気分が悪くなる)わたしは心の中で鼻をほじっていた。
ほじりながら「マリオカート」と「ヨッシー・アドベンチャー」に乗った。
「マリオカート」は難易度が高く、ディズニーランド/シーでいうところの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」と「トイ・ストーリー マニア」。
このアトラクションも思っていた以上にシューティング要素が要求された。
わたしは全体目標である100点(100コイン)は越えたが、本日の最高記録が余裕で300点(300コイン)越えだった。当てるコツを掴んだのもアトラクション終盤だったので、あんなに並んでなかったらもう一回乗りたかったなと思うくらいには楽しかった。
これのために年パスを買って、過去の記録を残すために「パワーアップバンド」というこのエリアで使える腕時計も買って、極めたいという人は多いだろうな……。
反対に「ヨッシー・アドベンチャー」はなにも起きない。ゆっくり動くヨッシーに乗り、かわいいヨッシーたちを眺め、視界に入った卵の色と同じ色を手元のボタンで押すだけ。
ただそれだけだが、ニンテンドーワールドをじっくり見渡せるので、一回は乗っておきたいアトラクションかなと。
せっかくエリアに入れたから、レストラン「キノピオ・カフェ」に入りたかったが、当たり前のように長蛇の列で今回は断念。
第二目標は「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」に乗ること。
かなり昔からあるアトラクションだが、よくアニメコラボをしていて、通常の「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」に乗ったことがなかったのだ。
列に並んでいる時に流れている紹介アニメーションでは、まったりとまわる機体が描かれていたので「アトラクションだがたいしたことなさそう」とかなり失礼な感想を抱いていた。
その40分後、わたしは機体に乗りながら絶叫していた。やばい。ジェットコースターと同レベル、いやそれ以上の揺れ・重力を感じた。ジェットコースターは得意だし大好きだが、これは目を開ければ酔うと本能的に思い、ほぼ目はつむっていた。目を閉じていてもその威力は本当に強かった。だがそれが最高だった、一瞬で気に入った。ただ一日に何回も乗るもんではない、今度また乗ろうと思ってその場をあとにした。
そして最終目標『呪術廻戦』コラボ。
本来行くべき日程であれば毎年恒例の『ワンピース』のコラボ期間で、ショーは観るつもりでいた。が、今はもう終了した後。『呪術廻戦』コラボに切り替わっていた。
行く前日、公式サイトでどんなことを調べていると、わたしは見つけてしまった。
「ナナミンの小さきいのち(訳・小さいぬいぐるみキーホルダー)だ……」
わたしはアニメで『呪術廻戦』の一期を途中(京都の学生が乗り込んできたあたり)まで見た。その中で、ナナミンこと七海が好きだなーと思っていた。
何故途中で視聴を止めているかというと、楽しく配信で観ていたある日、Twitterで本誌ネタバレのかけらを踏んでしまった。慌ててブラウザバックした。
荒い息のまま、ひっそり見ていた良きナナミンイラストを描いている人を見ると、詳しいことは書いてなかったがナナミンの身にあまりよろしくないことが起きたことを示唆するツイートをしていた。
ショックを受けたわたしは視聴をやめた。そして今に至る。
ナナミンの小さきいのち(訳・小さいぬいぐるみキーホルダー)は、右手に大好きなカスクート、左手にホットコーヒーのカップを持っているなんとも浮かれ気分漂う可愛さたっぷりスタイルだった。
お迎えしたい。当日はその一心でショップへ向かった。
いのちはたくさんぶらさがっていた。気がつけば2体購入した。かわいいものは正義。
ナナミンを手にし、『呪術廻戦』4Dに入った。(軽い気持ちで食べれるっしょと思っていたコラボフードも人の多さに心が折れた)
これにはナナミンは出てこないが、途中までしか観ていないわたしでも楽しめた。
東堂が結局あのメイン三人と仲良くなることを知り、驚いた。キミ、学校に乗り込んで、伏黒くんのこと殴ってたよね……!?(そのあたりで視聴停止しているため)
ナナミンがどうなろうとも最後まで見届けなきゃならんなという覚悟を決め、今度またアニメ再スタートさせる気持ちを強く持ち、ゾンビが出現する前に電車に乗り帰宅した。
やっぱり、ゾンビは……怖い……。