今年小説投稿を始めた話
2021年、「自分よくやったぞ」って褒めることがあるとするならば、「小説投稿」である。
小説投稿サイト「カクヨム」が始まるというニュースを見た時からずっと「投稿してみよう」と気持ちがありながら、そもそも創作する意欲が消え、小説を書かない時期が続いた。
ようやく新しく小説を書き、完成させた今年。小説投稿をようやく始められる状況になった。
どこのサイトで始めるべきか悩んだが、結局「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」「小説家になろう」四つのサイトで更新していこうと決めた。
ホズミロザスケのWebコンテンツ | アルファポリス - 電網浮遊都市 -
なろう→https://mypage.syosetu.com/2283332/
サイトそれぞれ投稿時の編集画面も違うし、イラストの有無、タグ設定など使いやすいところもあれば、使いにくさを感じるところも少なからずある。意外ととびぬけてどこがいい・悪いってこともない。
PV数はそれまで創作活動もほぼやってない新人だ。完結したときに三桁ようやくいったくらいのもんである。「更新してるのに0人かもしれない」と震えていたから、評価はなくとも見てくれる人はいるんだと少し安心した。毎回更新したら読んでくれ、最終回まで読んでくださった方もいてくださったのは、すごくうれしかった。
「完結までは毎日更新」を掲げ、全47話×4サイト分、予約投稿設定したおかげで問題なくこなせてよかった。
予約設定やってるあいだは、一回分ずつ日にちと時間を設定していき、1サイト1時間以上はかかったのでいつ気が狂うかと思った。
投稿時間はすごく悩んだ。ネットで何時が最適かを調べたりもしたが、いろんな説があって、結局最適な時間などわからなかった。何時に投稿しても投稿人口はいつだって多いから、すぐに新着から消える。たまたま新規読者の方が見てくれて、好きになってくれたらラッキーくらいに思うしかない。それがわたしが出した結論だった。
もう一つ同時に頑張ったことは、イラストだ。
まさかここにきて再びイラストを描くとは考えてなかった。
表紙選択時に出るテンプレでも良かったのだが、味気ないと感じたのだ。
マンガやアニメが好きで、昔からイラストは描いていた。しかし、元来の怠け癖が発動し、上達する努力を怠った。中学生のころは特に、イラストを描く友達ばかりに囲まれていたというのに。
その子たちは熱心にデッサンを学んだり、難しい構図にも果敢に挑戦し、上のステージへ上がるのをわたしはただじーっと、ぼーっと見ていた。
イラストもそうだが、勉強、小説創作も楽器演奏も最近もっと学んでおけばよかったと思うことが尽きない。後悔しても仕方ないが。
久しぶりに描くイラストは本当に難しかった。
脳内でこういうのがいいとイメージは浮かべど、なかなか形にならない。高校生ぶりに使うイラスト作成用アプリも機能を手探りで試していく。
それで完成させたのが『胃の中の君彦』の表紙だ。(表紙設定できたのは以下2サイト)
ぎこちなさがでている。
今もまだまだぎこちなさがイラストに現れているが、どうか生ぬるい目で見てほしいものだ。
二作目の小説投稿を始めるまで一週間を切った。
どこまで更新を続けられるか、内心は不安だ。メンタルが絹豆腐よりやわらかなわたしゆえに。
毎日更新、連続での新作投稿が出来なくなったとしても、「一人でも多く読んでもらおう」という野心は消さず、でも、マイペースに創作していきたい。